在宅看護

看護実習の時って、人生で一番アセスメントに時間をかけて、1つの症例に向き合える時間だと思います。実際現場に出ると、1人の患者さんだけを看るなんて事は不可能ですからね・・・。

看護学校は、専門的な知識を沢山学ばなくてはいけませんから、とても難しく、
毎日の授業や勉強についていくので一杯一杯になります。
そんな時に実習が始まると、さらに頭を悩ませてしまいます。
実習は、単位を落としてしまうと進級する事ができないので、遅刻や早退なんて間違ってもできません。
休んだりしたら、自己管理ができていないと、先生から叱られてしまいます。
実習では、受け持ちの患者さんができて、コミュニケーションを取る事になるんですが、大変なのが記録なんです。
ただでさえ、学生の頃は莫大な量の記録を作成する必要があるのに、それに実習の記録がプラスされると、
それはもう大変です。
患者さんの病態生理、情報収集、アセスメント、看護診断など、記録は莫大な量です。
最初の頃は、何を書いたらいいのかが分からず、かなり悩んで時間がかかってしまいます。

 

特に大変なのが、アセスメントです。
患者さんは、複数の疾患を持っている方が沢山いますから、把握するのが難しくて、
アセスメントの優先順位に悩んでしまいます。
でも、このアセスメントにかける時間というのは、とても貴重なんです。
実際に看護師として働き始めると、日ごろの業務に追われてしまって、患者さんとじっくり関わる事ができません。
学生の今だから、患者さん1人に対してじっくり観察して、患者さんにとって最高のケアを考える事ができるんです。
私達看護師にしてみると、そのような事ができる状況というのは、とても羨ましく思います。
学生時代というのはとても貴重ですから、大切に過ごしてもらいたいと思います。
どんなに大変でも、キツい事があっても、それを乗り越える事で、即戦力として働く事ができる看護師に成長する事ができます。